ナットウキナーゼ

食と健康に関する辞典

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健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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ナットウキナーゼ



ナットウキナーゼは、納豆に含まれている酵素で、血液中にできる血栓を溶かす作用があります。生体内では、血液を凝固させる仕組みと凝固した血液を溶かす仕組みの両方がバランスよく作用しています。怪我をしても自然に血が止まるのは凝固の作用ですが、それだけではなく血管内皮細胞保護や血管修復など血管を正常に保つ機能も持っています。この凝固の仕組みでは、最終的にフィブリンという物質を作り出します。一方、溶かす仕組みでは、プラスミンが生成されます。両者が均衡している状態が健康な状態です。
ナットウキナーゼは、プラスミンと同様、直接血栓を分解する作用があるほか、プラスミンを作り出す物質を活性化します。摂取後約1時間で血栓が溶けはじめ、4時間後をピークに約8時間、長い人では約12時間もその効果が持続します。
納豆菌は、ナットウキナーゼとともに必ずビタミンKを産生します。ビタミンKは、血液凝固に作用するビタミンです。このように納豆は、凝固した血液を溶かす物質と血液凝固に働く物質の両方をバランスよくもっています。


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